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子どもから大人まで、
みんな大好きなカレー。
カレーは何日か煮込むと美味しいとか、
寝かせた翌日の方がコクが出て
美味しくなるとか、言われますよね。
しかし、
特に夏場の常温保存は危険です!
すでに翌日のカレーからでも、
食中毒になる可能性があるんです!
そこで、冷蔵保存した場合の
日持ちについてお話します。
ずばり!
カレーを冷蔵庫で保存できるのは、
2日~3日の間だけです!!
いくら冷蔵保存しているからといっても、
3日を過ぎてしまうと、
ウェルシュ菌という、
食中毒を起こす菌が増殖してしまいます。
このウェルシュ菌というのは、
カレーやお味噌汁のような
中身が空気に触れない料理に発生しやすく
100℃で煮込んでも死なないのが特徴です。
つまり、何度煮込んでも
一度発生してしまったら死なない
対処のしようがないということです。
カレーを夏に常温保存、何時間くらいなら大丈夫?
カレーを夏場に常温保存してしまった場合、
5時間~7時間、つまり半日しか
もたないのです!
夜ご飯で作ったカレーを
「冷まして明日の朝、冷蔵庫に入れよう」
ということも危険という、速さなのです。
それでは、ダメになってしまったカレーは
どうなるのでしょう。
- 変な臭い、酸っぱい臭いがする
- 表面に白い膜のようなものがはっている
- 泡立っているように見える
- カレーの色が少し変わっている
このような見た目の変化があります。
さすがにここまでの変化があれば、
誰でも気づくはずですね。
しかし、
見た目の変化がわかりにくかった場合でも、
「怪しいな?」と思ったら、
少しの量を味見してみて、
酸っぱかったり違和感があったら、
すぐに吐き出して処分しましょう。
カレーを鍋ごと冷蔵庫にいれても大丈夫?
カレーを冷蔵保存するという
重要性は理解しましたが
小分けにするのがめんどう!
タッパーなどに入れたら、
カレーの色がついて取れなさそう!
という声が聞こえてきそうです。
実は、ずぼらなようですが、
調理した鍋ごと
冷蔵庫に入れるのはOKなのです。
しかし、いくつか注意点があります。
完全に冷えてから冷蔵庫へ入れる
温かいまま冷蔵庫へ入れてしまうと、
全体の温度を上げてしまいます。
また、水蒸気が冷えて水滴になると
カビの原因になってしまいます。
鍋のままの保存は、長くて1日まで
これは鍋のままでは、
完全な密閉状態ではないからです。
冷蔵保存は2日~3日と書きましたが、
それは完全に空気を抜けるタッパーや
ジップロックなどに入れた場合の話です。
冷蔵庫から出してすぐに再加熱しない
これは鍋のためでもあります。
冷蔵→加熱と急激に温度変化させると
テフロンなどの加工が傷ついてしまいます。
一度、常温に戻して
全体をしっかりかき混ぜながら
再加熱してください。
そして最も重要なのが
「調理後、できるだけ早く冷ます」
ということです。
これは、ウェルシュ菌の発生の可能性を
少しでも減らすためです。
ウェルシュ菌は、
20℃~55℃の温度を好んで繁殖します。
調理した後に鍋のまま
冷めるまで待っていると
だんだん温度が下がってはきますが、
ウェルシュ菌が大好きな温度を
長時間保ってしまうことになってしまいます。
すぐに蓋はせずに、
氷水などを鍋の底に当てて、
しっかりかき混ぜながら、
全体を均一に冷ますようにしてください。
そうすることで、少しでも早く
20℃以下の温度にしてやる必要があるのです。
まとめ
何日でも続けて食べられる
みんな大好きなカレーですが、
正しく保存しないと、
食中毒と隣合わせの危険な料理なのです。
- 夏場でも冬場でも、鍋のままの常温保存は避けましょう
- 冷蔵保存でも3日が限界です
- 鍋のまま冷蔵庫へ入れても大丈夫ですが、1日までが限界です
カレーは、ウェルシュ菌が
特に発生しやすい食品だということを忘れず
そして一度菌が発生してしまったら、
死滅させることはできません。
正しい保存方法を理解し、安全に美味しく
食べられるようにしましょう。
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