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日本は雨の多い国です。
降水量は世界の平均の2倍もあります。
ということは、
雨の日に洗濯をすることも多くなりますね。
雨の日には、部屋で干すしかありません。
雨の日でなくても
部屋干しすることもあります。
一日中外に出ていて
夜中にならないと帰れない日は、
夕方までに取り込めないので、
天気が良くても
部屋に干しておいたりしますよね。
一人暮らしの女性は、
外に洗濯物を干さない人も多いでしょう。
洗濯物にとってみれば、
陽の光や風があたった方が
乾きが早いし、乾いた後の感触も
さらっとして気持ちがいいので、
部屋干しはできたら避けたいところです。
ですが、雨が降っても洗濯物があるときや、
外に干せない事情があるときは、
部屋干しするしかないですよね。
ならば、普通の洗剤と
部屋干し用の洗剤との違いを知って、
上手に部屋干しをしましょう。
部屋干し洗剤には、
普通の洗剤にはない漂白成分が
含まれています。
なぜなら、外で干すときは、
太陽の熱や紫外線または風で
洗濯物についた雑菌は死んでしまいますが、
部屋干しだと部屋の中の湿気で、
雑菌が繁殖してしまうことがあるからです。
この雑菌の繁殖を防ぐために、
漂白剤が使われているんです。
漂白剤が入っているため、
色柄物を洗う時は注意が必要です。
ものによっては色が落ちたり、
あせてしまうことがあるのです。
これは部屋干し洗剤のデメリットですね。
ですので、ジーンズとか、
柄物のTシャツとかは、
お天気の良い日に普通の洗剤で洗って
外に干すことをおススメします。
部屋干し洗剤と普通の洗剤との違いは？どんな特徴があるの？
そもそも部屋干しすると、
なぜ変な臭いがするのでしょうか？
それは、洗濯しても
落とし切れなかった皮脂汚れを
雑菌が食べて繁殖した結果、
臭いが生まれてくるからなんです。
部屋干し洗剤は
このような雑菌の繁殖を防ぐために、
抗菌・除菌成分が入っています。
いわゆる漂白剤というものです。
これが部屋干し洗剤の一番大きな特徴です。
普通の洗剤で洗う時は外に干すので、
風が通ることで空気が動きます。
この乾燥した空気が洗濯物を乾かして
細菌が繁殖するのを防いでくれます。
でも部屋干しだと、空気が流れないので
部屋の中が湿っぽくなって、
なかなか乾かなくなってしまいます。
すると細菌が繁殖を始めて、
それが臭いのもとになるんです。
その細菌の繁殖を防いだり、
殺菌したりしてくれる漂白成分が
部屋干し洗剤には
入っているというわけです。
「洗った後も、臭わない」と
CMにあるのもそのためです。
部屋干しで雑菌を増やさないためには
部屋干し洗剤を使ったからと言っても、
洗った後、すぐに干すことも大切です。
洗濯機の中に置きっぱなしにしておくと、
すぐに雑菌が繁殖してしまいます。
また、干すときは隙間を空けて
風通しをよくしましょう。
部屋が狭いからと言って、
隙間なく洗濯物を吊るすと
ますます空気が動かなくなり
菌が繁殖しやすくなります。
あまり乾かないようだったら、
洗濯物に向けて扇風機を回すとかして、
風を起こせば早く乾きます。
除湿機も有効です。
洗濯物の近くで除湿機を使いましょう。
部屋干し洗剤で洗濯したものを外に干すとどうなる？
朝から雨が降っていたけど、
洗濯物が溜まっているし、
部屋干し洗剤で洗濯して
しばらくしたら雨が上がってきた。
こんなときは、
そのまま外に干しても問題はありません。
太陽の光には紫外線が含まれていて
紫外線には殺菌効果があります。
また熱も加わるので、乾いたあとの感触も
さらっとして手触りがよくなります。
最近は部屋干し用の洗剤に
殺菌・除菌効果の高いものが開発されて
部屋干しのデメリットは減っていますが、
やはり洗濯物は外に干して
十分乾燥させたいですね。
まとめ
部屋干し洗剤に
大きなデメリットはありません。
でも漂白剤が入っているので
色柄物は多少色落ちしたりします。
色柄物はできれば天気のいい日に
普通の洗剤で洗いましょう。
部屋干し洗剤は普通の洗剤と違って、
殺菌・除菌のための漂白剤が入っています。
そのため、なかなか乾かない部屋の中でも
雑菌の繁殖を抑えることができます。
部屋干し洗剤で洗った洗濯物を
外に干しても大丈夫。
雨が上がったら部屋から出して
外に干しましょう。
部屋もすっきりするし、
洗濯物も早く乾きます。
雨の日や、一日中外出していて、
部屋干しするしかない時は
部屋干し洗剤の除菌パワーを活用して
賢く洗濯しましょう♪
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