早起きは三文の徳の本当の意味って?隠された語源と三文の価値とは!

豆知識
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「早起きは三文の徳」ということわざ。

みなさん知っての通り、
「早起きをすれば何らかの利益がある」
という意味ですよね。

 

子どもの頃に両親から言い聞かされたり、
ご自身でも意識して、
休みの日も早起きしよう!なんて方も
たくさんいらっしゃいますよね。

 

けれど、本当の意味ってご存知ですか?

今回は「早起きは三文の徳」について
深掘りしていきたいと思います!

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早起きは三文の徳の本当の意味って?

三文の徳って、
どのくらいの価値があるかご存知ですか?

 

知っていると、
明日、友達に豆知識として
自慢できるかもしれません。

三文の価値とは?

三文 = 一文銭三枚

一文銭とは、
江戸時代の通貨である寛永通宝のことです。

この寛永通宝は、
当時の最小単位の貨幣だそうで、
わずかな価値という表現になるそうです。

 

現代にすると、
一文=30~35円くらいだったそうで…

つまり、
三文 = 現在の100円!!
だそうです!

 

え!?たったの100円!?
これは意外な事実でした。

本当の意味とは?

「早起きは、
自然の流れに従っており、
規則正しい生活リズムになり、
健康にもいい。」

という先人の教えです。

 

つまり、早起きすると良いことがある!
という意味もありますが、

三文=100円と、
わずかな銭にしかならないよ!

という意味も含んでいるそうです。

 

しかし、よく考えてみてください。
早起きしただけで、
毎日100円も得するんですよ!

そう考えれば、塵も積もって山となるです。

儲けもんですね。

早起きは三文の徳の語源は?諸説あり!

このことわざの由来は諸説あるようです。

その中でも有力な2つの説を紹介します!

奈良の鹿説

昔、奈良では鹿は神の使いとして
大切にされていたそうです。

 

特に生類憐れみの令が出されていた頃は、
偶然であっても、
夜間に自分の家の前で鹿が死んでいたら、
罰金として三文徴収される
という掟があったそうです。

 

なので、みんな朝早起きをして、
鹿の死体を見つけたら、
すぐに片付けていたそうです。

 

つまり、
「早起きすると
罰金三文を徴収されなくて済む」

イコール

「早起きをすると三文の得をする」
と言われるようになったそうです。

高知の土佐藩説

昔、高知の土佐藩で河川敷の土を固めて
堤防を作ることになったそうです。

 

そこで、
「早起きして堤防の土を踏み固めたら、
褒美として三文を与えます」
というお触れが出たそうで、
みんなが美を求めて、
早起きをするようになったそうです。

早起きは三文の徳…の続き!長寝は三百の損って何?

実は、早起きは三文の徳には
続きがあったのです。

『早起きは三文の徳、長寝は三百の損』

初めて聞いた!という人も
多いのではないでしょうか。

 

長寝は三百の損…?
なんとなく想像が付きそうですが。

長寝とは、長い間寝ることや、
いつまでも目を覚まさないこと。

三百の損の三百とは、
三百文のことを指しているのか、
わかっていないそうです。

 

が!

もし、そうだとすると、
早起きで三文の徳。
長寝で三百の損。

 

いつまでも長く寝てしまうと、
100倍もの損をしますよ!
ということですね・・・。

まとめ

こうして、
当たり前に使っていることわざでも、
調べてみると知らないことだらけで、
おもしろいですね。

 

三文が100円だったという衝撃事実と、
三文と言われる由来もおもしろかったです。

しかし、早起きしたからといって
実際にお金がもらえるわけではありません。

 

それどころか、

  • 朝は脳にとってのゴールデンタイムである
  • 痩せやすい身体になり、ダイエットに繋がる
  • 時間に余裕があることで、精神的に充実する
  • 心の闇をとる

など、三文どころではない徳
その先には待っています。

 

先人の教えというものは、
理にかなっていて
本当に良く出来ているな、
といつも思います。

これを期に、
今一度早起きを見直してみませんか。

 

朝から時間に余裕があり、
優雅に過ごすことができたら、
新たな発見もあるかもしれません。

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