門松の正しい作り方を紹介!手作り門松で神様をお迎えしよう!

豆知識
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お正月に家庭の玄関や、
お店などで見かける門松ですが、
そもそもなぜ門松が飾られるように
なったのでしょうか?

 

「これから始まる
1年の幸福をもたらしてくれる神様が
迷わず我が家に来てもらえるように
目印にするため」です。

他にも豊作を願うものや長寿を願うもの
などの意味があるとされています。

松は昔から神様が宿るものという考えもあり
歳神様が来られた後、
宿ってもらえる依り代になるものです。

 

そんな大切な意味が込められた門松を
本格的に手作りして
豪勢に神様を迎え入れたい
という方に必見です。

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門松の正しい形を知ろう!作るのに必要なものを紹介!

まずは材料から揃えましょう。

【材料】

  • 青竹(真竹)
  • 松の枝(黒松)
  • コモ(ムシロ)
  • 缶(ムシロを巻き、高さを出します)
  • 飾り用の梅

【作り方】

  1. 缶の周りにムシロを巻きます(缶より長めに)
  2. ムシロの高さ半分の辺を縄で縛ります
  3. 竹3本を縄で結んで形を整えます
  4. 缶と上に出ているムシロの間の中央に竹を立て、砂を入れ固定します
  5. 竹の周りの隙間に松の枝を放射線状に広がるように埋めていきます
  6. 梅などのお飾りもバランスよく差します

作ってみると意外と簡単ですね。

ちなみに、竹・松・梅を使う理由は、

松:生命力や長寿などの象徴で、神様が宿る木
竹:真っすぐに大きく育つことから、生命力や繁栄の意味がある
梅:紅白の花が縁起がいいとされる

という意味が込められています。

 

ムシロや青々強い竹や赤い梅などで、
色のバランスもよく、
とても豪華に見えますよ。

門松の正しい作り方〜縄の結び方編〜

なんと3本段違いになっている
竹の結び方にも決まりがあります。

結び方は下7回、中5回、上3回。

これは、以下のような意味があります。

1番長い竹と7回巻かれた縄 → 男を表しています
1番短い竹と3回巻かれた縄 → 女を表しています
真ん中の竹と5回巻かれた縄 → 仲を取り持つ

門松の正しい作り方〜竹の切り方編〜

門松の真ん中で凛と立っている竹は
かっこいいですよね。

 

実はこの竹の先端 、
斜めに切ってある「そぎ」
真っすぐに切ってある「寸胴」
あるってご存じでしたか?

これは地方によっても違いがあります。

 

ただどちらも
竹を切るという作業は同じです。

実際に切ったことがあるなら
わかるかもしれませんが、
竹ってそのまま切ってしまうと
ささくれになってしまうんです。

見た目もきれいじゃないし、
ケガをすると危ないですよね。

 

そこでポイント!

切りたい断面部分を
広めにガムテープで包んでしまいます。

そして、その上から竹用のノコギリで切れば
ささくれにならず
上手に切ることができます。

 

そして、長さですが、
3本が3:5:7の長さになるように
切り分けてください。

これには、割り切れない数字が
縁起が良いとされる、
きちんとした理由があります。

門松の正しい飾り方はコレ!向きや場所にもこだわろう!

門松って必ず
玄関の左右に飾られていますよね。

これにも決まりがあるのです。

 

左右同じものだと思っていませんか?

実は、竹の雄雌の違いがあるのです。

入口正面から見て右 → 雄松(黒松):黒っぽくて太くて固くて長い
入口正面から見て左 → 雌松(赤松):赤っぽくて柔らかくて短くて細い

こんな繊細なところまで違いがあるんです。

改めて昔の人はすごいなと感心しますね。

まとめ

手作りで門松を作りたいと思っている方。

知れば知るほど、
すべてに意味があって魅力的ですよね。

 

出来上がったものをぽんと買うよりも、
手作りで一つずつ
意味を噛みしめながら作った方が、
昔からの伝統に触れることができて、
より特別な気持ちで
お正月を迎えられそうですね♪

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