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お家で天ぷらをしようと思ったときに、
天ぷら鍋がない!
そんな時は天ぷらを
断念しないといけないのでしょうか?
また、いざ天ぷら鍋を買ったはいいけど、
天ぷら以外には使えなさそうだし、
サイズが大きいから
置き場所をとっちゃうし。
なんて、あるあるのお悩みは
ありませんか?
そんな方に知っておいていただきたい、
天ぷら鍋のあれこれをご紹介いたします。
天ぷら鍋と普通の鍋の違いとは?
まずは天ぷら鍋と
普通の鍋の違いについてです。
思い浮かべるのは、上側が赤色で、
少しドーム型になっていて
温度計がついている
そんな天ぷら鍋ではないでしょうか?
あのような形になっているのは、
きちんとした根拠を元に作られています。
つまり、天ぷらをサクサクで
美味しく揚げるためのコツが
すべて詰め込まれているということです!
違い① 大きくて深い鍋
揚げ物をする時には、
鍋に入れた食材を全て均一の温度で、
なおかつ高温で短時間で揚げることが
ポイントです。
そのためには、十分な量の油が入る
大きくて深い鍋が必要です。
そうすることで、
食材から出てくる水分で
油の温度が下がることなく、
均一に熱を通すことができます。
違い② 底は平らで鍋全体の厚みがある鍋
例えば中華鍋のような底が丸い鍋だと、
油の温度に差が出てきます。
なので、底は平らで
揚げ物にムラが生じないように
作られているのです。
鍋が薄いと油がすぐに高温になってしまい、
表面だけにしか火が通らないことに
なってしまいます。
厚みのあるもので、
しっかり保温性が高くなっていて
連続して揚げても温度が下がらず、
サクサクに仕上げることができます。
違い③ 鍋の材質
実は、ここが一番の違いで
一番重要となってきます。
材質の違いによって、
全体の熱の伝わり方や保温性などが
変わってきます。
銅の鍋
プロの料理人のほとんどが
銅の鍋を使っています。
熱伝導率が高くて、
かつ温度が下がりにくいので、
すぐに適した温度に温められて
一度にたくさんの量を揚げられたり
繰り返し使っても温度が下がりにくいのが
特徴です。
ただ値段が高いのがデメリット。
家庭用の20cmサイズのものでも
1万円弱と高額です。
鉄の鍋
銅ほどではありませんが、
鉄も熱伝導率がよくて人気です。
銅より値段も安くて
手が届きやすいのでおすすめ。
しかし、放っておくと錆びやすいので
お手入れに手間がかかるのが
少し残念なところです。
天ぷら鍋は普通の鍋で代用できる?
なんだか特殊な感じのする天ぷら鍋ですが、
天ぷら鍋を持っていないけど、
天ぷらをしたいという人は、
持っている普通の鍋で
代用することができます。
ただ、どんな鍋でも良いというわけでなくて
天ぷらを美味しくあげるための
ポイントを押さえていることが
望ましいです。
そのポイントとは、大きくて深い鍋で、
油の温度が下がらないように
することでしたよね?
フライパン
意外!と思われるかもしれませんが、
実は熱伝導率もよくて、
温度を保つことにも優れているのです。
あまり大きな具材でなければ、
底から1~2cmほどの油で十分で、
油の量が少なくてよく、
節約にも繋がりますよ。
たこ焼きプレート
そんなので出来るの!?という感じですが、
実は小さな揚げ物だったら、
一つ一つ部屋がわかれている分、
熱の伝わり方が良いのです。
ミルクパン・片手鍋
こちらも少量の油で済みます。
中がコーティングされているものが
おすすめです。
逆に絶対に代用できないものもあります。
雪平鍋
アルミ製の片手鍋のことです。
アルミは熱しやすく
冷めやすい特性を持っているので、
油の温度が不安定になってしまい
失敗の原因になります。
土鍋
文字どり土からできており、
割れにくくするために
小さな穴があいています。
そのため、油を吸ってしまい、
火をつけると土鍋自体が
燃えてしまう危険性があります。
絶対に土鍋に油を入れることは
やめてください。
天ぷら鍋は揚げ物以外に何に使える?
たいていの天ぷら鍋には、
「天ぷら、揚げ物以外の料理には
使用しないで下さい。
塗装がはがれる場合があります。」
と注意書があります。
はがれたものを摂取しても
健康に影響はないとされていますが、
やはり鉄や銅など
口に入らない方がよいものなので、
天ぷら鍋を煮物に使ったり、
他の調理で使うことはやめましょう。
まとめ
ないと困る天ぷら鍋。
でも、あっても
天ぷらでしか使えない天ぷら鍋。
やはり美味しい揚げ物を作ろうと思うと、
きちんと原理にそって作られている
天ぷら鍋が一番です。
しかし、調理する頻度が少ない人は、
家にある鍋でポイントを押さえて
代用するのも手かもしれません。
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