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重曹と聞くと、掃除につかうもの
というイメージを持っている人が
多いのではないでしょうか?
クエン酸と合わせて、
どんな汚れでも落とせる魔法の粉
といったところでしょうか。
それでは、
重曹水を飲むと美容やダイエットによい
というのは聞いたことがあるでしょうか?
そうです。
重曹には掃除に使うものと
料理などに使うもの、
つまり食用の重曹も存在するのです。
この2つの違いってなんでしょうか?
結論から言いますと、
ずばりこの2つに大きな違いはないのです!
なぜなら原材料など、
出来ている成分は全く同じものなのです!
そもそも重曹とは、
炭酸水素ナトリウムのことで、
大きく分けると3つに分類されます。
- 薬用の重曹:医療品医療機器等法が適用されている
胃腸薬、胃発砲剤、薬用入浴剤など
臨床検査をして医薬品として厚生労働省の認可を得ている - 食品用の重曹:食品衛生法が適用されている
ベーキングパウダー、スナック菓子、発砲飲料など
食べても影響がないように製造されている - 工業用の重曹:適応法令はありません
掃除用、消火器、塗料、樹脂など
このように医療品医療機器等法なのか、
食品衛生法なのか、
はたまた適応法令がないのか
というだけの違いなのです。
要はどこの認可を得ているかという
法律だけの問題なのです。
これなら、
値段が違うことにも納得がいきます。
だって、それだけ規格に当てはまるように
管理から、適応されるまでの手続きまで、
時間と手間がかかっているので、
食用の重曹の方が高いんですね。
重曹の料理用(食用)と掃除用の違い!
それでは、もう少し詳しく
違いについて見ていきましょう。
見た目の違い
食用はサラサラしているのに対し、
掃除用は少しザラザラしていて
粒子が粗い感じがします。
これは不純物と精製度による差です。
不純物とは、掃除用のものには
汚れを落としやすくするために
界面活性剤などが含まれている
可能性があります。
精製度というのは、製造する過程で
いくつかの化合物の混合物から、
純度の高い純物質を
取り出すことをいいます。
原材料は同じでも
作る過程で少し違いが出ていますね。
製造過程での違い
これは法律の違いにも関係していますが、
食用の重曹には、
食品衛生法が適用されています。
つまり、製造過程での取り扱い方に
違いがあるということです。
食用は人の口に入るものなので、
それだけ厳密に不純物が入らないように
きちんと管理されています。
一方、掃除用は人の口に入ることを
想定して作られていないので、
極端に言うと地面に置かれていたとしても
特に問題にはならないということです。
掃除用の重曹は食べても大丈夫?
さて、一番気になるところでは
ないでしょうか。
掃除用の重曹は
食べても大丈夫なのでしょうか?
比べると安いのは掃除用の重曹です。
成分が同じなら
安い方がお得感がありませんか?
値段の違いは、先ほども紹介したように
純度や不純物の違いや
食品衛生法を通すために
管理が厳しいということから
納得がいきますよね。
これらのことから、
掃除用の重曹は食べても
深刻な影響はないとされています。
しかし!
口にはしないでください!
理由は、今までの話からわかるように
口に入れるように
保障されていないからです。
掃除用とあらかじめわかっているものを
口にするのは危険です。
健康に影響がないとは言い切れません。
ベーキングパウダーがないからといって、
掃除用の重曹で代用するなんてことは
絶対にやめてください。
最近注目されている重曹水でのダイエットも
食用の重曹を使うようにしてください。
水1リットルに
食用の重曹小さじ1杯を混ぜて
飲むというものです。
お腹の中で重曹が膨らんで
満腹感が得られるという効果があります。
まとめ
掃除にも食事にも
ダイエットにも使えるという
無限の魅力をもった重曹ですが
原材料は同じでも、きちんと法律によって
管理、分類されています。
用途によってきちんと使い分けることで
生活に安全に取り入れることができます。
きちんと成分表示も見てみましょう!
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