クリスマスツリーのうんちくや豆知識まとめ!あなたはいくつ知ってる?

豆知識
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もうすぐクリスマスですね。

プレゼントがもらえるから
クリスマスは子どもたちにとって
楽しみな行事の一つだと思いますが
街が華やいでいくのを見ると
大人でも楽しくなってきますよね。

 

特にクリスマスツリーが
飾られているのを見ると
クリスマス気分がだんだんと
高まってくると思います。

そんなうきうきした気分を
さらに盛り上げるために
クリスマスツリーにまつわる豆知識を
いくつかご紹介します。

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クリスマスツリーの豆知識

日本にクリスマスツリーが入ってきたのは
明治の時代と言われています。

明治19年12月7日に
横浜に大きなクリスマスツリーが
飾られたのが日本初といわれているので
12月7日は「クリスマスツリーの日」
制定されています。

 

日本の一般家庭でクリスマスツリーが
飾られるようになったのは
1920年代頃といわれていて、
その30年後の1950年には
アメリカでもクリスマスツリーが
売られるようになったそうです。

これまでで世界最大のクリスマスツリーは
1950年アメリカのシアトルで
飾られたもので
約68メートルの高さがありました。

 

そしてクリスマスにツリーを飾る文化が
広まり始めた最初のころは
ツリーの飾りには
リンゴが使われていました。

これは聖書の中のアダムとイブが食べた
「知恵の実」を意味していて、
そのほかのツリーの飾りも
キリスト教の教えから
イメージされるものが使われています。

 

ほかのオーナメントにも
それぞれ意味があるのですが
その前にどうしてクリスマスに
ツリーを飾るようになったのかを
ご説明します。

なぜクリスマスツリーを飾るの?飾りの意味は?

クリスマスツリーを飾るという文化は
約400年前のドイツが
始まりと言われています。

 

ドイツでは、モミの木には小人がいて
木に飾り付けをすると
小人が力を与えてくれる
という言い伝えがありました。

そして寒い時期でも枯れずにいる
もみの木は生命力の象徴とされていました。

 

そのためドイツでは古くから
寒い時期になると家の中に木を飾って
新年になったらお祝いの意味を込めて
木の枝にお菓子などを飾っていたそうです。

その風習がキリスト教と混ざりあって
クリスマスにツリーを飾るように
変化していきました。

 

ツリーに使われるもみの木の三角形が
キリスト教の「三位一体」
表しているように見えたので
ドイツの古くからの風習と
キリスト教がうまく融合されたのだと
予想されています。

 

ドイツ古来の習慣では木のてっぺんに
星を飾ることはしなかったようですが
イエス・キリストが生まれたときに
輝いていた「ベツレヘムの星」を意味して
ツリーのてっぺんに
星を飾るようになってからは、
クリスマスツリーに星を飾るのが
定番になりました。

クリスマスツリーに飾るオーナメントの意味

頂点に飾る星以外にも
ツリーの飾りにはそれぞれ意味があります。

ボール

クリスマスツリーに飾る赤色のボールは
アダムとイブが食べたりんご
意味しています。

クリスマスツリーが広まり始めたころは
リンゴを飾っていたとお伝えしましたが
今でも実際にリンゴを飾る人も
いるみたいです。

キャンディ

クリスマスツリーに飾られるキャンディーは
杖のような形をしていますが
これはキリスト教で大きな意味を持つ
「羊飼い」を意味しています。

 

キリスト教において羊飼いは
多くの人々を幸せへと導く象徴なのです。

そのほかにも
サンタクロースのモデルとなった
聖ニコラウスの司祭杖である、
という説もあります。

靴下

サンタクロースは
プレゼントを靴下の中に入れるので、
クリスマスツリーにも
靴下が飾られるようになりました。

これはサンタクロースの
モデルになった聖ニコラウスが
貧しい家族に金貨をあげようとしたところ
偶然靴下の中に金貨が入ってしまった
という逸話が基になっています。

まつぼっくり

松ぼっくりを飾る理由には諸説あって
豊作を願って飾られたという説や
モミの実の代わりに松ぼっくりが使われた
という説があります。

ヒイラギ

ヒイラギはイエス・キリストがかぶった
いばらの冠を意味しています。

クリスマスリースも同じ
いばらの冠を意味していますが
リースは輪になっていることから
「永遠」も意味すると言われています。

クリスマスツリーにもみの木を使うのはなぜ?代用できる木はあるの?

クリスマスツリーに
もみの木が使われるのは
もみの木がキリスト教にとって
神聖なものだからです。

神聖だとされる
明確な理由はわかっていないのですが
もみの木の三角形がキリスト教の
三位一体を表現しているという説が
有力だと言われています。

 

もみの木は
冬になっても枯れない常緑樹なので
昔からヨーロッパでは
無病息災の象徴として崇められていました。

そういった伝承も手伝って
クリスマスツリーにはもみの木が
使われるようになったんですね。

 

しかしもみの木が
手に入らなかった場合などは
ほかの木で代用してもOKです。

日本国内で飾られているクリスマスツリーも
もみの木が使われることが多いですが、
マツやヒバを使ったツリーが
飾られていることもあります。

 

また自分でアレンジを楽しみたい場合も
もみの木ではなくほかの植物を使うと
オリジナルのクリスマスツリーを
作ることができます。

家庭ではコニファーやスギ
庭の植木にしたり寄せ植えをしたりすると
もみの木とはまた違った味わいがあって
オリジナリティあふれる
クリスマスツリーにすることができます。

 

針葉樹はどれももみの木に似ているので
ヒノキやマキももみの木の代用として
使うことができます。

意外と知らないクリスマスのうんちくをまとめて紹介!

クリスマスはイエス・キリストの誕生日だ
と思っている人もいると思いますが
実は12月25日は
イエス・キリストの誕生日ではありません。

 

イエス・キリストが生まれた日には
いくつもの説があって
3月だったり6月だったり12月だったりと
見解が分かれています。

誕生日は不確かだけれど
キリストが生まれてきてくれたことを
お祝いしようということで
12月25日にお祝いをするのです。

 

なのでキリスト教ではクリスマスは
降誕祭もしくは生誕祭と呼ばれています。

国によって違う!クリスマスの過ごし方

そんなお祝いの意味があるクリスマスですが
国によって過ごし方が違ってきます。

アメリカのクリスマスの過ごし方

アメリカでは家族で過ごす人が多く
親戚一同で集まって
ゆっくりと過ごすのが定番です。

年末で休みに入る人も多いので
日本のお正月のような感覚
みんなで過ごすのが定着しています。

イタリアのクリスマスの過ごし方

イタリアでも
家族で過ごす人が多いのですが
カトリック教徒の人が多いため
各地でミサが行われます。

ミサに行って祈りをささげて、
ディナーには魚料理や野菜料理を
食べるのが一般的です。

ドイツのクリスマスの過ごし方

ドイツでは
クリスマスマーケットが有名です。

クリスマスの1ヶ月前くらいから
町中には大きなマーケットが開かれて
まるでお祭りのようになります。

寒さをしのぐために
ホットワインを飲みながら
マーケットを回るというのが
ドイツのクリスマスの過ごし方です。

意外と知らないサンタクロースの豆知識

クリスマスといえばサンタクロースですが
このサンタクロースは聖ニコラウスという
実在した人がモデルになっています。

サンタクロースといえば
赤い服を着た白ヒゲのおじいちゃん
というイメージがありますが、
この赤い服のイメージを世界に広めたのは
コカ・コーラ社なんです。

 

それまでサンタクロースについて
世界共通のイメージはなかったのですが
1931年にコカ・コーラの
イメージカラーである赤い服を着た
サンタクロースを打ち出して
マーケティングをしたところ、
そのイメージが世界的に広まり
今でもそれが残っているというわけです。

 

もともとは
キリストが流した血の色である赤を
クリスマスのカラーとしていたのですが、
一般的に赤=クリスマスの
イメージを定着させたのは
コカ・コーラ社の宣伝効果だそうです。

まとめ

クリスマスにまつわる豆知識
あなたはいくつご存知だったでしょうか。

 

日本ではクリスマスケーキを食べて
プレゼント交換をすることが多いですが
国が変わるとクリスマスの過ごし方も
変わってくるんですね。

クリスマスは
キリスト教のお祝いの日なので
世代や国を問わずに
みんなで楽むことができます。

クリスマスのうんちくを披露すれば
大人でも盛り上がること間違いなしです。

 

今年のクリスマスは
ツリーの飾りの意味を考えたり
オリジナルのツリーを作ってみたりして
いつもとは違う楽しみ方を
してみてはどうでしょうか?

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