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妊婦さんは、
つわりや無駄にイライラするなど、
自分ではどうしようもできない体調不良と
たくさん付き合わなければいけません。
そんな体調不良の中でも、
雨の日やお天気がどんより悪い日などは
特に気分が滅入る…
という経験をされたことはありませんか？
妊婦さんに限ったことではないかも…
気のせいかも…
と症状を我慢してきた、あなた！！
そこにはちゃんとした原因があったのです！
妊婦が天気悪い日に体調が悪くなるのはなぜ？
それは、
ずばり！
低気圧のせいなのです！
最近では、気象病と呼ばれ、
世間的にも認知されるように
なってきました。
人間は、体調不良の原因を
「原因不明」とか
「気の持ちようですよ」と
曖昧にあなたのせいにされることが
一番のストレスです。
こうして「気象病」という
病名がきちんとついて
自分以外にも
同じ症状で悩んでいる人が
いるんだとわかるだけで
気持ちが楽になるものです。
そして、
原因がはっきりしているということは、
その体験談や対処法も
存在するということです。
ここまで読んで
もっと気象病のことが
知りたくなってきましたか？
もっと知識を得て
毎日気持ちよく過ごせるようにしましょう。
妊婦の気象病の症状や原因は？
原因は低気圧ということはわかりました。
それでは、なぜ低気圧が
体調に影響してくるのでしょうか？
まず、気象病として出てくる症状は
- めまい
- 吐き気
- 頭痛
- 関節痛
- 腰痛
- 神経痛
- うつ病
- 喘息
- リウマチ
- じんましん
が挙げられます。
これに加え、妊婦さんでは特に
- お腹のはり
- つわり
が挙げられ、
お産の近い人なら
陣痛を引き起こす場合もある
と言われています。
それでは気象病の原因について
見ていきたいと思います。
気象病の原因1：ホルモンバランスの乱れ
妊婦さんは、なんといっても
ホルモンバランスの乱れが
大前提にあります。
妊娠によってホルモンの量が増加します。
自律神経のバランスを整えるホルモンが
不安定になると、
自律神経の乱れにも繋がります。
気象病の原因2：血圧が不安定になる
雨の日 ＝ 低気圧
この気圧の変化よって、
血管が膨張して低血圧となり、
血液の流れが悪くなるのです。
それでなくても、妊娠中は
普通のときより
体内の水分量が増加していて、
1.4倍から1.5倍に
なっているといわれています。
このことが
「むくみ」にも繋がります。
むくんで膨張した組織に
神経がふれることで
神経痛の原因になったり、
偏頭痛を引き起こすことがあります。
このように専門的なことを知ると、
体調が悪くなって当然という感じがします。
妊婦の悩みを解決！天気悪い日の「気持ち悪い…」を解決する方法は？
原因は「低気圧」で、
メカニズムは
「ホルモンバランスの乱れ」
「自律神経の乱れ」
「血圧が不安定になる」
でしたので、
これらの出来るところを
対策すればよいのです。
具体的には、
- 入浴や適度なストレッチ・マッサージなどで血液循環をよくし自律神経を整える
- 規則正しい生活を心がけ、ヘルシーで栄養豊富な食事を摂る
- ストレスを溜めないようにする
- 体を冷やさない
などがあります。
それでもダメなら、
耳のマッサージをしてみるのも
いいかもしれません。
どうして耳？ということですが、
耳の鼓膜の奥には、
気圧の変化を感じる
内耳という器官があります。
脳は内耳から伝わった情報を基に、
周囲の環境に
体を順応させようとします。
つまり、内耳のセンサーが
敏感に反応するのを抑えれば、
症状の改善につながります。
耳マッサージのやり方
- 耳を上下横に５秒ずつ引っ張る
- 耳の横の部分をつまみ、軽く引っ張りながら後ろに向かって５回ゆっくり回す
- 耳の下に親指をあて、上に人差し指を当てて上下に折り曲げる
- この状態で５秒キープする
- 耳全体を手で覆い、後ろに向かって円を描くようにゆっくり５回回す
このマッサージを１日３回、
痛みの出ない程度の力で
行ってみてください。
まとめ
体調不良で悩んでいるのは、
自分だけではないことを知ってください。
そして、その体調不良には
きちんと医学的根拠があるということも。
妊婦さんなので、
普通より数倍、身体に気をつかって
疲れたら休むこと！
当然のことのようですが、
日本人はこれがなかなか出来ないのです。
体調が悪いときにはしっかり休んだり
今回ご紹介したマッサージを
心がけてみてくださいね！
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