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大掃除や引っ越しなどを行った際に
出てきた不用品は、業者の方へ依頼して
捨てている方が多いです。
新型コロナウイルスの影響で
家にいる時間が増えたことで
掃除をしよう！と考える方も多く、
不用品回収の依頼をする方が増えています。
ですが、気を付けておかなければ
トラブルに巻き込まれる可能性も…。
残念ながら悪徳業者に依頼をしてしまい、
「料金をぼったくられてしまった」
「片付けの音がうるさくて、近所からクレームがきた」
などのトラブルに巻き込まれてしまった方も
多くいるようです。
ここでは、不用品回収でのトラブルを
いくつか紹介したうえで、
どのような基準で業者を選べばいいのか
わかりやすく解説していきます。
不用品回収でぼったくられた経験のあるはどれくらいいる？
不用品回収でぼったくられた経験のある方は
実際にどれくらいいるのでしょうか。
東京都の相談窓口を見てみると、
都内の消費生活センターで受け付けた分だけで
毎年100件以上の相談を受け付けていました。
主な相談内容はこんな感じだそうです。
- 引越荷物を減らそうと思い、投げ込みチラシを見て、不用品回収業者に不用な家具等の廃棄処分を依頼した。せいぜい数万円だろうと思って引越当日に来てもらったら、15万円を請求された。
- 不用品を処分したいと思い、「格安処分」と書いてあったチラシの業者に電話した。すぐに男性2人が2トントラックで来て、テレビ、布団等を回収したが、最後に47万円を請求された。
参考：https://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.jp/sodan/kinkyu/070305.html
格安を売りにしているにも関わらず、
47万円を請求されるのは
素人が見ても
悪徳業者ということがわかります。
不用品回収の価格相場は、
一人暮らしの際に出る不用品であれば
大体5万円程度で済む場合が多いです。
内容としては、
- テレビ
- テレビ台
- 冷蔵庫
- ベッド
- 洗濯機
- 電子レンジ
- 衣装ケース
- その他の細々した不用品
これらすべて捨てても、
優良業者だった場合は
5万円程度で納めることができます。
47万円分の不用品回収となると、
かなりの量が必要になりそうですね…（笑）
不用品回収業者とのトラブル例３つ
実際に不用品回収業者とのトラブルには
金銭面だけでなく、
騒音や不法投棄などがあります。
金銭面のトラブルについて
金銭面でのトラブルについて
実例をいくつか紹介します！
見積もり無料といわれたので、見積もりだけしてもらったら、契約していないのにキャンセル料を請求された。
不用品回収無料といわれて契約したが、後から「回収は無料だけど、運搬費用と積み込みには料金がかかる」といわれて、多額の金額を請求された。
「軽トラに積み放題１万円」との広告を見て、不用品回収業者に依頼。しかし業者が不用品を見ると７万円という。電化製品の処分に追加費用が必要とのこと。引越しにあたり、すぐ部屋を空ける必要があり、仕方なく依頼した…とのトラブル。複数の事業者を比較・検討できるよう時間の余裕をモチましょう。
— 平塚市消費生活センター（もちつけおじさん） (@Hiratsuka_Shohi) August 18, 2020
実際に、このようなトラブルが起こっています。
中には、家の中を物色して
必要なものでも金になりそうなものなら
強引に捨てさせるような業者もいるようです。
また、高齢者が依頼者の場合は
請求金額をふっかけられる可能性が
とても高いともいわれています。
騒音トラブルについて
不用品回収なのに、
騒音トラブル？と思ってしまいますよね。
不用品回収業者のプロは
荷物をトラックに積み込むとき
音を出さないように行います。
優良不用品回収業者であれば、
周りの住民にも配慮しながら
回収してくれるので
今後のお付き合いもしやすいですよね。
しかし悪徳業者の場合は、
プロはないことがほとんど。
そのため、積み込みの際に
大きな音を立ててしまい、
近所迷惑になってしまったケースもあるようです。
回収してもらった後、近所の方に「うるさかった」とクレームを言われた。
などなど、騒音に関するトラブルも多く上がっています。
不法投棄について
しっかりお金を払って
不用品を回収してもらったのに
空地や本来捨ててはいけない場所に
そのまま不用品を捨てられてしまうことがあります。
悪徳業者の場合、許可を得ていなかったり
捨てる場所がわからないという会社が多く
不法投棄をする業者が極めて多いです。
不法投棄をされてしまった場合、
捨てた側はもちろんですが
依頼者にも責任が課せられます。
1,000万円以下の罰金刑や
5年以下の懲役刑を受ける可能性も…。
以前は、業者が不法投棄を行ったとして
逮捕された事件も発生しています。
北海道警は同月１１日、遺品整理などで出たゴミ約４００キロを回収して不法に捨てたとして、廃棄物処理法違反（投棄禁止）の疑いで、札幌市の便利屋経営者（４０）ら男４人を逮捕した。
７月から８月にかけて市内の住宅から回収したテレビや家具などの廃棄物を、同市の無人資源ゴミ回収施設に投棄するなどした疑い。（一部抜粋）
参考：https://www.excite.co.jp/news/article/TokyoSports_847843/
このニュースが報道されてから、
不用品回収を業者に頼むのが
怖くなったという方も多いことでしょう。
不用品回収業者の安全で適切な選び方とは？
不用品回収を依頼して
悪徳業者だったら怖いから利用できない…
でも粗大ゴミを大量に捨てたい！
という方も多いでしょう。
そこで、ここからは
不用品回収業者の安全な選び方を紹介します。
まず、選ぶときのポイントはこちらです。
- 古物商許可や県の許可などを持っている
- 一般廃棄物処理業許可を持っている
- 会社としてしっかり登記されている
- 公式HPで顔出ししている
- 住所などがすべて合っている
- しつこい勧誘や高圧な態度をとらない
この6つに当てはまる不用品回収業者を
探すことが大前提です。
さらに、料金があまりにも安い業者や
大音量のスピーカーで宣伝しながら車で走っていたり
回収した不用品をどこかにためている場合も
注意が必要です。
この場合は、悪徳業者である可能性が
きわめて高いです。
優良業者の場合、
見積もりは無料でも
それ以外の費用は一切請求しなかったり
見積もりの内訳を明記してくれます。
住所もしっかり明記されており、
グーグルマップなどからも確認できるように
しっかり登録されていますよ！
依頼前に必ず確認しておくことをおすすめします。
まとめ
不用品回収業者に
ぼったくられてしまった方って
結構多いことがわかりますね。
実際にスピーカーで
回収しますといいながら走っている車も
見かけたことがありますが
後から別で費用をとられるらしい
という噂を聞いたことがあります。
本当かウソかはわかりませんが、
こういった噂がある時点で疑わなくてはいけませんね。
不用品回収を依頼するときは、
選び方のポイントをしっかり確認して
さらに口コミや評価もみておくと
安心できるかと思います。
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